トマトジャム・塩セット/まえだ農園

取材・文/平山友美

 トマトの栽培だけでなく、食堂「キッチンとまり」や農家民宿もされている「まえだ農園」さんのトマトジャムとトマト塩のセットが届きました。

 セット内容は、完熟トマトのジャム(140g入)が2本とドライトマトの粉末がブレンドされた塩(30g)が2本。

 トマトには、「グルタミン酸」といううま味のもとが含まれています。これは出汁に使う昆布と同じ成分です。トマト塩、トマトジャムは、どちらもトマトのうま味をギュッ凝縮されています。
 トマト塩は、おにぎりや天ぷら塩に。無塩バターに混ぜ込んで、ラップに包んで形を整え、冷蔵庫に冷やしておくと、トマトバターソースになります。肉を焼いたら、熱いうちに固めておいたトマトバターを切ってのせるだけ。肉を焼く前にふりかけてしまうと、トマトの粉末の部分が焦げやすいので注意してくださいね。

 こちらは「農吉」さんのチーズで作った4品種のトマトのチーズフォンデュです。

 チーズに含まれる塩味では足りないな~と思ったとき、
トマト塩を振りかけると味がキュッとしまって美味しくなりました。

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 トマトジャムは、ジャムというだけあって甘味もありますが、お料理にも使いやすそうだったので、チキンソテーに使ってみました。照り焼きの要領で、チキンを焼いた後、トマトジャム、しょう油、酢、粒マスタードを入れ、それチキンにからめながら火を通します。お酢は、同じく庄原の「後藤酢醸造元」さんのお酢を使いました。同郷のコラボです♪
チキンの皮目が焦げているように見えますが、これはトマトジャムとしょう油を混ぜたゆえの色で、焦げているわけではありません。念のため。 家族にも好評でした! 

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トマトジャム、トマト塩、上手に使うと、いつものお料理が「うま味増し増し」になりますよ☆