お知らせ
ブナ林の恵み① 和牛放牧の山と神話の山
- 情報提供日
- 2020年07月01日
「かさべるで」の周辺は自然とともに育まれた文化的価値が高く、さまざまな見所があります。
吾妻山や福田頭などでは、たたら製鉄用の燃料材(木炭)伐採跡を利用し、和牛放牧が行われていました。吾妻山などのブナ林のほとんどが江戸時代、たたら製鉄用の木炭製造のため伐採され、猿政山と大万木山のブナ林は、昭和35年頃、パルプの材料として伐採され、ブナ林のほとんどが失われているのに、比婆山の広い範囲にみごとなブナ林が残ったのは、比婆山は古事記にいうイザナミノミコトの御陵として信仰の対象であるところからまわりのブナ林を守ってきたからです。
吾妻山や福田頭などでは、たたら製鉄用の燃料材(木炭)伐採跡を利用し、和牛放牧が行われていました。吾妻山などのブナ林のほとんどが江戸時代、たたら製鉄用の木炭製造のため伐採され、猿政山と大万木山のブナ林は、昭和35年頃、パルプの材料として伐採され、ブナ林のほとんどが失われているのに、比婆山の広い範囲にみごとなブナ林が残ったのは、比婆山は古事記にいうイザナミノミコトの御陵として信仰の対象であるところからまわりのブナ林を守ってきたからです。