休暇村帝釈峡森のレストラン

素敵すぎる「庄原」を提供してくれる場所、
ランチタイム限定の比婆牛専門レストラン

庄原市東城町、美しい自然に囲まれた森の宿。一般的な宿泊棟のほかキャンプ場やコテージがあり、様々なアクティビティが楽しめるので、連泊する家族連れや団体客でにぎわいます。となると、通常は宿泊客メインの食事しか提供されないのかな、と思いませんか!? 実は、この施設内の「森のレストラン」は、2021年4月からランチタイム限定で、比婆牛専門のレストランとして生まれ変わったのです。比婆牛専門店だなんて、これは早速、行ってみる価値大ですよ。

おすすめしたい比婆牛メニューNo.1は、「比婆牛石焼き定食」(比婆牛並盛\1,500/比婆牛特盛 \2,900)です。
程よい厚みにカットされた比婆牛もも肉を石のプレートで自分好みに焼き、塩、レモン、タレをつけて食べます。山葵や柚子胡椒もおすすめです。

比婆牛の傍らにあるのは、庄原の名産品の1つでもあるこんにゃく。中でも「赤木さん」のこんにゃくだったら、喜んでください。
こんにゃく芋から作る昔ながらの手作り、地元では人気のあまり入手困難だそうです。

この石焼きスタイル、比婆牛が初めてという方には、特におすすめします。なぜなら、比婆牛の肉質の良さが一番感じてもらえると思うからです。

比婆牛と名乗るための条件の1つに「肉質等級が3等級以上であること」というのがあります。ただこの等級を決めるときは、脂肪(サシ)の入り具合が重視されています。もも肉はこの等級を決める上では関係ない部位ですが、だからこそ、脂肪よりも肉の味が分かりやすいのではないかと思うのです。もも肉は、内ももか、外ももかによっても異なりますが、奥歯でしっかり、ゆっくり噛むことで、肉らしい味わいが口の中に広がります。

ここで欲しくなるのは、美味しい白米。このお店では、リニューアルを機に、庄原産のコシヒカリを玄米で仕入れることにしました。
店内で精米したてを出すようにしたところ、常連のお客様からは「米が美味しくなった」と喜ばれているそうです。

比婆牛メニューはまだまだあります。

比婆牛カレーや比婆牛うどん、比婆牛そば、比婆牛御膳など。もう1品、おすすめを挙げるとしたら「比婆牛丼」です。

温泉卵がのった比婆牛丼、自家製のタレが絡めてあります。
柚子胡椒と良く合うタレなので、まずはそのまま、次に柚子胡椒を少しのせて、三口目は少し崩した卵と一緒に召し上がってみてくださいとのこと。

確かにこの組み合わせ、最高ですね!


ここは、100席はあるという広々した店内です。
窓からパターゴルフ場が見えました。


この何もない感じがいいなぁ、大きな窓は、まるで絵画を見ているかのよう…… と、うっとりしていたら、ヤギのメェ太くんがひょっこり現れました。


看板犬ならぬ、看板ヤギ、みんなの人気者です。

休暇村は全国に35村あるので、ここで働く方の中には、転勤で全国の休暇村に赴く人もいます。

料理長さんもその1人。でも他県を知るからこそ、庄原に来て感じたことはないですか? と、尋ねたら
「庄原の人はのんびりしていて、優しいですね。

あ、でも吾妻のおばちゃんはシャキシャキしてるかな? でもみんな温かいです。」

「森のレストラン」には、宿泊者向けの朝、晩のバイキングにも庄原らしいメニューがたくさん並びます。 あぁ、また来たいな、と思いました。ここは、庄原の食と大自然と人の温かさ、そのすべてを一度に味わえる贅沢な場所でした。

店舗情報

店名 休暇村 帝釈峡 森のレストラン      
住所 広島県庄原市東城町三坂962-1        
電話番号 08477-2-3110
営業時間 ランチ 11:30~14:00
(ラストオーダー 13:30)
一部メニューはテイクアウト可
定休日 年中無休