高野町モデルルート

りんごが実る高原の町。鎮守の森とツリーアドベンチャーへ

広島県の最北端に位置する高野町。標高が高くきれいな水と空気、山の自然に恵まれたエリアで、年間の平均気温は青森県とほぼ同じ。寒暖の差が大きいため、野菜やお米がおいしいと言われています。なかでもりんごが名産で、町のあちらこちらにりんご畑を見ることができます。豊かな自然を利用したキャンプ場や、サクラやイチョウの巨木などの広島県天然記念物や名勝・史跡も多く存在しています。

道の駅 たかの

中国山地のどまんなか

中国やまなみ街道(松江道)高野ICを降りてすぐ。道の駅たかのは庄原のおいしい食材を一堂に会した道の駅です。モダンな建物には比婆牛や瀬戸もみじ豚の料理が味わえる「カフェレストランそらら」、ジェラートが人気の「たかのキッチン」、野菜や地場の出荷者さんが作った加工品などを販売する「わいわい高原市場」も展開。人気商品はすぐに売り切れてしまうから要注意です。またここは豪雪地帯であることから、冬の間集めた雪を保存する雪室があるのも特徴的。E-BIKEは館内の観光インフォメーションで手続き。道の駅の裏側に回って出発しましょう!

スポット詳細

アップルロード

道の駅たかのから坂道を少し下った県道39号線沿いにはいくつかのりんご園が広がります。道路沿いから見える、たわわに実ったりんごがかわいい! 写真映えしそうな景色です。秋から早春にかけては各りんご園が直売所を設けることもあり、採れたてのりんごを味わうこともできそうです。ちなみにりんごは道の駅たかのでも販売。たっぷりの果実が入ったアップルパイ、アップルジュースも人気です。

上高野山の乳下りイチョウ

神野瀬川の右岸。菅原道真を祀る天満神社の境内にあるのが「上高野山の乳下りイチョウ」です。これは高さ約18m、幹周りは約9.8m、樹齢約1000年と言われる県内一のイチョウの巨木。広島県の天然記念物に指定されています。特徴とされる「乳下り」と呼ばれているのは幹の一部が気根・乳房状突起となって垂れ下がっているため。秋になると木全体が黄色に染まり、その景色は圧巻! 近くからも遠くからも、この木を眺めてみたいものです。また神社の石段には小さなイチョウの葉が彫られているので見つけてみて。

かっぱ公園

少し走り疲れたら、かっぱ公園で休憩を。ここは水遊びができる手軽な公園。東屋やベンチ、トイレが備わっていて、周囲の田園風景を眺めながらのんびり休憩ができます。
 ティーブレイクのお供はあらかじめ買っておいた高野町の製菓店・ふじのやのアップルパイ。このアップルパイは店主が「高野のおいしいりんごをそのまま味わってほしい」という思いで、スパイスを使わずにりんご本来の美味しさと食感を引き出しているのでおすすめです。

大宮八幡宮

大鬼谷オートキャンプ場の手前を、少し横道にそれた所にひっそりと建つ大宮八幡宮。江戸時代、山内首藤が庄原市の北西部の荘内総鎮守社として建てたもので、鎌倉の鶴岡八幡宮を合祀。首藤はスギ、モミ、クロマツといった本来の巨木群に加え、参道に立派なスギの並木道を作ったと言われています。かつて祭礼の際には数百の馬が宮入していたことから、境内はどこか伸びやかな雰囲気。近年の台風で三分の一近くのスギの倒伏被害があったものの、氏子の皆さんの熱心な復旧活動によって現在もその姿を偲び、広島県の天然記念物に指定されています。

中国山地のどまんなか

木々の間、地上約8メートルのところに張られたロープにそって色々な関門をクリアしていくアドベンチャー施設です。コースは約220メートルあり、命綱をつけてまわります。

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